佐天乃乃
『浅いアニソンで踊る』ではアイドルのアニソンは深いものであるとして制限を行っていた。詳しくは『「浅いアニソンで踊る」開催の経緯』の浅瀬アニクラ宣言をご覧いただきたい。そんなアイドルのアニソンにスポットライトを当てたく、#2DiDが企画された。ちなみにイベント名の#2DiDは二次元アイドルDJ=2 Dimension idol DJというところからきている。読みはツーディーアイディー。
また、別のきっかけとして、私たちは2025年10月11日、12日に「オタククラブフロンティア」(以下オタフロ)を企画していたことがある。そちらの開催の目的は「音MADDJ」と「浅いアニソンで踊る」の運営を一本化することであったが、他にも色々な企画を入れ込む余地があった。オタフロが動き出したのは開催の4ヶ月前とかで、開催までの期間の間に、せっかくならその発表を行う場として新しい企画(#2DiD)を立ち上げても良いのではないかと思い至ったのだ。実際、オタフロメンバーのオクラホマ氏に動画を作成してもらい、オタククラブフロンティアの開催を宣言した。動画は脚本の一番下のところからみれる。
当初こそ『浅いアニソンで踊る』のスピンオフ的な立ち位置の企画として、浅い選曲を志向しようとも考えていた。けれどもアイドル楽曲はそのシリーズを追ってないと触れる機会がなかったり、シリーズ内でも楽曲数が多く、どうしても知らない曲ばかりかかるということがありうる。そのため、「知っているから楽しみやすい」ではなく「知らなくても楽しめる、知っていればより楽しめる」といった方向を志向したいと考えるようになった。
選曲の基準については、いまだに浅いアニソンで踊るほどの明確さがなく、悩んでいるところではある。アイドルらしくコールアンドレスポンスが楽しめるとか、知らなくてもノりやすいクラブミュージックとか、最近流行っていて一定の知名度が見込める曲を選ぶとかそうした意識はある。あとはオタフロの際に、初回にはできなかったクッキングアイドルDJをしてもらった。それは私の中で結構手応えがあり、一つの方向が見えたなという気がした。オタフロのサイトで見れるので見てみてほしい。
また#2DiDの会議で、イベント参加者にはアイドル曲をあまり知らない、ひいては別にアイドルに興味がないという人もいるだろうという論点についても話していた。そうした人にも楽しめるようにするには、その場の状況にノれるようにするにはどうすれば、といろんなアイディアを話していた。プロデューサーがアイドルを客席からスカウトしていくみたいな案も浮かび、そこから『ラブライブ!』的に廃寮を前にして二次元アイドルDJで廃寮の危機から救う、みたいなやつをやらね?という話になり、イベント全体にストーリーを持たせようという結論にいたった。
その場においてパフォーマンスを行うアイドルにノれるか、ということにおいて、そのアイドルたちのもつストーリーを知っているか否かということは大きく影響すると思う。#2DiDにおいて、DJに擬似的にアイドルのストーリーを持たせることで、少しでもノれる人を増やしたい。そう思ったことが以下の脚本につながっている。めちゃめちゃ茶番で、来てくれた人は楽しめたのか疑問ではあるが、楽しかったし、ウケていた気もする。脚本を書いてくれたドクター・フー、茶番に付き合ってくれたええんか、y.u.e、hrg、オクラホマ、ならびに来場者の方たちにはここで感謝を述べたい。
京都大学吉田キャンパス吉田南構内に現存する日本最古の学生寄宿舎、
吉田寮は廃寮の危機に瀕していた。
寮の危機に、修士2年生のええんかを中心とした4人の寮生が立ち上がる。
私たちの大好きな寮を守るために、私たちができること……。
それは、二次元アイドルDJになること!
二次元アイドルDJになって寮を世に広く宣伝し、入寮者を増やそう!
ここから、寮生たちの「みんなで叶える物語」#2DiDが始まった!
ええんか「みなさん、#2DiDに来てくれてありがとうございます。主催のほうから6点、注意事項をお伝えします。
まず一点目…… 1点目で入る
一点目、写真撮影についてです。写真を撮る際は映り込む人全員の許可をとるようお願いします。
二点目、運営側の撮影の周知とその撮影物の活用方法(SNSとか)、映り込みたくない方への誘導
佐天乃乃「た、大変だ~」
佐天乃乃「廃寮」と大書されたお知らせ(A3サイズ)を持って駆けてくる
佐天乃乃(息切らして)「いま、外みたら、これが、」
ええんか「ちょっと!ちょっと待って。いま注意事項説明してるから、イベントの。」
佐天乃乃「ちょっと聞いて、落ち着いて。これ見て?」
佐天乃乃「廃寮」の二文字を岳&観客に見せる
♪デデデ~ン←ラブライブ!のSE(『絶望』)
ええんか「廃寮って」
佐天乃乃「つまり、吉田寮がなくなる、ということですね」
ええんか「あっあ~ぁ↓」
ええんか、倒れる
佐天乃乃「ええんか!?」
ええんか「わ、わたしの」
佐天乃乃「ええんか~!」
ええんか「わたしの輝かしい寮生活が~」
ラブライブ!1期OP『僕らは今のなかで』を大画面かつ大音量で流す
よきところで音量を下げて 歌詞に入る前くらいに一瞬で下げて小さめの音量で流す
ええんか、正気に戻って
ええんか「はっ!?夢?」
佐天乃乃「夢ちゃうで」
佐天乃乃、「廃寮」の二文字を岳に見せる
ええんか「あっあ~ぁ↓」
佐天乃乃、一喝して「岳!」
岳、正気に戻る
佐天乃乃「ええんか、このままじゃ、吉田寮、廃寮やぞ」
ええんか「でも、どうしよう、なんかアイデア無い?」
佐天乃乃「え、どうしよ」
ええんか「どうしよ」
佐天乃乃「どうしよ」
佐天乃乃「あっ!」
佐天乃乃、スクリーンにラブライブ!が写り続けていることに気づく
佐天乃乃「あ、ええんか!これ👆️や!『ラブライブ!』みたいにアイドルで寮を救うんや!」
ええんか「いや、俺らアイドルとか無理やろ……。」
佐天乃乃「でもアイドルは無理でも二次元アイドルDJにはなれるやん!」
ええんか「二次元アイドル……なに?」
佐天乃乃「二次元アイドルDJ!二次元アイドルのアイドルソングをDJするDJのこと!」
ええんか「なんて?」
佐天乃乃「二次元アイドルDJ!二次元アイドルのアイドルソングをDJするDJのこと!」
ええんか「そうか!わたしたち、アイドルは無理でも二次元アイドルのアイドルソングをDJするDJ、二次元アイドルDJにはなれる!」
佐天乃乃・ええんか「「(せーの)わたしたち、二次元アイドルDJになります!!」」
ラブライブ!1期OP『僕らは今のなかで』をもっかい流す、尺が足りなくなったらループとか←音楽でこれから始まるワクワク感を演出 AメロBメロのループで注意事項が終わるまでサビまでいかないようにする。終わったらかけきり。
(芝居おわり、素に戻る)
「と、いうことでね~、2次元アイドルDJになります!」
佐天乃乃「という訳で始めます。」
佐天乃乃「前回までのあらすじ。(『前回のラブライブ!』を流しながら)吉田寮は廃寮の危機を迎えていた。そうだラブライブみたいに寮を救おう!でも私たちにアイドルはできない。じゃあ二次元アイドルDJをしようということになったのでした。」
ええんか「という訳で始めます。」
佐天乃乃「前回までのあらすじ。(『前回のラブライブ!』を流しながら)吉田寮は廃寮の危機を迎えていた。そうだラブライブみたいに寮を救おう!でも私たちにアイドルはできない。じゃあ二次元アイドルDJをしようということになったのでした。でも人が足りないよ。」
佐天乃乃「何とかして人を集めないと。」
佐天乃乃・ええんか「どうしよう。」
y.u.eがたまたま通りかかる
佐天乃乃「こいつよくね?DJやってくれない?」
y.u.e「いいよ」
y.u.e「という訳で始めます。」
佐天乃乃「前回までのあらすじ。(『前回のラブライブ!』を流しながら)吉田寮は廃寮の危機を迎えていた。そうだラブライブみたいに寮を救おう!でも私たちにアイドルはできない。じゃあ二次元アイドルDJをしようということになったのでした。でも人が足りないよ。」
佐天乃乃「あと一人いればなんとかなるのに。」
佐天乃乃・ええんか「どうしよう。」
音響のところにhrgがいる
佐天乃乃「こいつよくね?DJやってくれない?」
hrg「いいよ。」
hrg「という訳で始めます。」
佐天乃乃「という訳で、前回までのあらすじ。(『前回のラブライブ!』を流しながら)吉田寮は廃寮の危機を迎えていた。どうしよ~。ラブライブみたいになんとかならないかな。でも私たちにアイドルはできない。じゃあ二次元アイドルDJをすることになろう。なんとか仲間を集めて#2DiDをやりきったのでした。」
ええんか「廃寮の危機、まだ去ってないね。廃寮の紙もまだ残ってるし」
佐天乃乃:「またこんなイベントがあったらいいんだけどね。」
オクラホマ:「話は聞かせてもらいました。」
ええんか:「誰?」
オクラホマ:「オクラホマです。こちらをご覧ください。」